【他人の評価に一喜一憂していては何事もできない】

【他人の評価に一喜一憂していては何事もできない】

新年度がスタートし、
新たな気持ちで毎日色々チャレンジ中(*^_^*)

ゼロからわかる仏教教室も、
形式を工夫したり、時間帯や場所を変えてみたりと
思考錯誤しています。

日々、成長向上を目指してます!

今日は、ある教訓を紹介します(^^)

勘太郎と勘助は、いずれ劣らぬ親バカ小バカであった。

農業を営んでいたが、何をやっても失敗ばかりで
家財道具まで食いつめた。
残ったのは一頭の小馬だけ。

親子相談の末、その小馬も町へ売りに行くことになった。

しばらく行くと、
すれ違った男がささやいた。

「大きな男が二人で馬を引っ張っていくより、
 だれか一人乗ってゆけばよいのに」

それもそうだと思った父親の勘太郎は、

「おい勘助、おまえ乗れ。オレが引いてやろう」
と息子を馬に乗せる。

また行くと旅人がしゃべりながら通った。
「あの息子は年老いた親父に馬を引かせて、
 己が気楽に乗っている。何と親不孝な奴だろう」

勘太郎は、なるほどと思って、
「おい勘助、オレが乗る。おまえ引っぱれ」と自分が乗った。

またすれ違った人がつぶやいていく。
「あの親父、若いもんに引かして
 我が身が平気で乗っている。無慈悲な親じゃのう」

勘太郎、またまたなるほどそうだと感心して、

「勘助、おまえも一緒に乗らんか」と二人が一緒に小馬に乗った。

また旅人がささやいた。
「まあ、ひどい親子もあるものだ。
 あんな小さな馬に大の男が二人も乗って、なんと無茶な奴らだろう」

また親子ともにうなずいて、
小馬の足をくくって二人でかついで町まで行った。

あこそこと売り歩いたが、だれも買う者はいなかった。

そのうちに、長い橋を渡っているところへやってきた自動車に驚いて、
馬が川の中に落ちて死んでしまったという。

他人の意見に、静かに耳を傾ける度量は必要ですが、
他人の批評に一喜一憂していては、
何事も成し遂げることはできません(>_<) ここ一つという場面では、信念を貫き通したいですね。 ガンバ(*^_^*)!

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