早朝、、車に乗ろうとした瞬間、
タイヤがパンクしていることに気付き、
びっくり!!
迫る約束の時間(>_<。)
突然のトラブルに、空を見上げ、
「筋斗雲(きんとうん)!」
と叫びたくなりました(;_;)
何とか危機は乗り切ったものの、
こんな程度でも動揺するのだから、
それ以上の問題が起きたらどうなるのだろう、
と恐ろしく思います。。
『無常を観ずるは菩提心の一なり』
誰もが見たくない、考えたくない、
だから誰も見ようとしない、考えようとしない無常。
ブッダは、なぜ徹底して、
その無常を観じなさい(見つめなさい)と説かれたのか。
それは、一切の亡びる中に、亡びない本当の幸せ(菩提)があり、
すべての人に、早くその身になって安楽な人生を送ってほしい、
と願われたからです。
「3. 11」
あれから、5年。
被災された方々から、
当時のご苦労を聞かせて頂く度、胸が痛みます。
いつ何が起きるか分からない不安定な世の中、無常を見つめ、
「なぜ生きる」と自問し、私達が心の底から求めている幸せを知り、
一度きりの人生を大切に生きようと、はじめの一歩を踏み出される方ほどの
幸せ者はない、と思わずにおれません。
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【諸行無常】
「無常」は“常が無くつづかない”こと
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」(『平家物語』)
「諸行」は“すべてのもの”、
「無常」は“常が無くつづかないこと”である。
健康だ、財産がある、名声が高い、家が豪勢だ、という現実は、
絶えず変転する。
大きく変化するか、少しずつ変わるかだけの違いで、
つぎの瞬間から崩壊につながっている。