2015年12月

昨日は「望年会」でした(^_^)

「忘年会」ではありません。

苦しみ悩みの波が次から次へとやってくる人生。

「臭い物には蓋をしろ」で、

苦海に翻弄された、

今年の辛い出来事を忘れ、

来年に引きずらず気持ちを切り替えることも

大切な心得と思いますが、

もっと大事なのは、

「禅定」だとブッダは教えられています。

「禅」は「しずめる」 、「定」は「定める」こと。 

散乱する自分の心を しずめ、さだめ、

自己の言動を忘れず、振り返る。

この反省があってはじめて、努力、向上、成長するのです。

色々なことがあった1年。

しっかりと自分を省みて、

改善すべき点をハッキリと突き止め、

希望を胸に、来年も新たなことに挑戦したいと思います!

「望年会」を勝縁に一層ガンバ!

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【己を変えれば、夫も妻も子供もみな変わる】

禅僧・盤珪(ばんけい)が雲水(うんすい)のころである。

毎夜、千住(せんじゅ)の磔柱(はりつけばしら)

のもとにいって座禅をしていた。

ある朝、座をたち、近くの馬場の土手で休んでいると、

一人の立派な武士が、馬のけいこにやってきた。

それとなく見ていると、どうやら馬のごきげんが悪く、

武士の思うようにならぬらしい。

どなりながら武士は、しきりに馬を責めている。

それをみた盤珪。

「なんのざまだ!」と大喝した。

それを耳にもかけぬふうに武士は、

ますます馬にムチをあてる。

「ええ、なんのざまだ!」

二度三度の大声に、ようやくふりかえった武士は、

馬から飛び下り、静かに盤珪に近づいてきた。

「貴僧は先ほどから、どうやら拙者を叱っておられるようだが、

 教えることあらば、承りとう存ずる」

すこぶる言葉は丁寧だが、返答次第によっては、の気迫が

ありありとうかがえる。

毅然とそのとき、こう盤珪は諭した。

「馬がいうことをきかぬといって、馬ばかりを責めるのは、

 いたって愚かなこと。

 馬にも馬の事情があるはず。

 馬にいうことをきかそうと思うなら、

 馬がいうことをきくように、しむけてやらなくてはならぬ。

 まず、自分を改めることが一番じゃ。おわかりかな」

謙虚で賢明な武士であったのだろう。

深くうなずき一礼して退き、態度を改め、

ふたたび馬上の人となった。

ところがどうだろう。

馬が変わったように、騎手の命ずるままになったではないか。

私がこうなるのは、夫が、妻が、子供が悪いからだと、

他人ばかりを責めている間は、真の平和は訪れない。

まず自分を反省し、己の姿勢を正すことが肝要。

己を変えれば、夫も妻も子供も、みな変わる。

家庭も明転すること、うけあいだ。

 

【江州商人の心意気】

数日前、ひょんなことで肋骨を一本折ってしまい

(交通事故やケンカをしたのではありません)、

今は痛みでちょっと辛い状況ですが、

何とか普通に頑張っています(^_^;)

振り返ると、

中学高校と柔道部で、

何度か骨折を経験しており、

その度、

痛みに耐え、体も精神も、

鍛えられたように思います。

「骨折れば より強くなる なにごとも」

師走も半月が過ぎ、

一段と忙しくなってきました。

乗り越えなければならない問題が

山積みですが、

不平や不満、怒りの心で投げ出すのではなく、

これも勝縁と受け止め、

踏ん張って努力を続け、

成長しなければ!!

そう思えるのも、

仏教が明かす運命の仕組み、

「因果の道理」を学んだなればこそ、

と感謝せずにおれません。

今こそ、ガンバ!!

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【江州商人の心意気】

昔、呉服物を担って、いつも碓氷峠を越えていた

二人の商人がいた。

一人があるとき、さぞ疲れたように、路傍の石に腰をおろす。

「疲れたではないか、ひと休みしよう。

 この峠が、もう少し低かったら楽に越されて、

 うんともうけられるのになァ。

 おまえ、そうは思わんか」

うらめしそうに、高い峠を見上げた。

「オレはそうは思わない。それどころか、

 この峠が、もっともっと高くて、

 険しかったらいいと思っている」

そう答えたのは、連れの江州商人である。

先の商人はいぶかって、

「どうしてだ。おまえは苦労がしたいのか。

 おかしなやつだ」

 とニガ笑いした。

「そうじゃないか。

 この峠が楽に越されたら、

 だれでも越して商売するから、

 あまりもうからないのだ。

 この峠が、もっと高くて険しければ、

 だれも、この峠を越えて商いをする者がいなくなる。

 それを越していけば、商売は大繁昌するのだ」

江州商人で成功した人が多い。

さすが生き馬の目を抜くといわれる、

江州商人の気迫ではないか。

成功は努力の結晶である。

楽にえられるものは、貧と恥のみである。

「難の難 乗り越えてこそ 光あり」

※江州商人:近江商人とも言い、滋賀県出身の商人のこと。
 

【宿縁だもの】

仙台の定禅寺通りで、毎年恒例の「光のページェント」

が始まっています(^_^)

住んでいる仙台教室の目の前に広がる、

約60万個のLEDが彩る光の世界。

2年前、初めて見た時の感動は大変なものでした。

しかし、、あまり何度も見てしまうと、、

車の渋滞、人混み、寒さ、騒音、、

いつしか、喜びはどこへやら。。

クリスマスが、クルシミマスに(-_-;)。。


「苦しみの新しい間を楽しみといい、

 楽しみの古くなったのを苦しみという」


幸せの実態を思い知らされるばかり。


そして、つくづく、

仏縁に恵まれた身の幸をかみしめずにおれません。

百年や二百年どころでない、

毛頭遇えないことに遇えた慶び、

絶対に聞けないことが聞けた慶び

は尽きることなし。

「物に飽くことはあれども、

 仏に成ることと、

 弥陀の御恩を喜ぶ、

 飽きたることはなし」(蓮如上人)

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【宿縁だもの】

この世だけのことと思っているから驚く。

過去何億年も前からの仏縁である。

 
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